こんにちは。
2/17,18,24,25と二週にわたり土日大阪でインプラントの講習会に参加して参りました。それぞれ、ご高名な先生方のお話を聞くことができ、大変有意義な時間となりました。

現在歯周再生療法やインプラント治療において、なくなった組織を取り戻したり、崩れた咬み合わせの再構築を図ることのできる材料の進化がみられます。
所謂生体材料です。
しかしそれらは使い方や適応が限定的でどんな症例でも使える魔法の道具ではございません。
例えばカナダのマギル大学教授のBenhamou博士は『炎症が治まっていない部位に使用するのは森林火災の現場に木を植えようとするようなもので、木を植える前にまず火を消さなければなりません。』と言っております。
歯周病治療で有名なスウェーデンのイエテボリ大学病院では患者さんのうがい受けが歯垢の染め出し液で真っ赤になるそうです。
やはりどんな治療も基本治療がとても大事であり、患者さんの毎日の歯磨きが太い幹となっています。そしてお口の健康を維持する為にもそれを根気強く継続していくことがとても大切になってくるため、豊田中央歯科がそのお手伝いをできる存在であることを願っております。

写真は講義室から見える大阪市内と私の行きつけの鶴橋のたこ焼き屋さんです。

Ｄ．Ｗ