
位相差顕微鏡を活用した細菌検査
口腔内には数百種類の細菌が存在しており、その中には歯周病の原因となるものもいます。当院では位相差顕微鏡を用いた歯周病治療も行っており、口腔内にいる菌の数や種類、バランスなどを調べることができます。口腔内の状態をしっかり把握したうえで、患者さまに適した治療をご提案させていただきます。
治療内容

スケーリング
歯の表面に付着した歯垢や汚れは歯石となり、歯周病などの歯科疾患の原因となります。歯石は日々の歯みがきでは取り除くことが難しいため、スケーラーと呼ばれる専用の機器を用いたスケーリングによって、歯面沈着物を機械的に除去します。

SRP
歯周病治療の基本的な方法の一つであるSRPは、スケーリングとルートプレーニングの略です。歯の表面や歯周ポケットに付着した歯石やバイオフィルムを徹底的に取り除くとともに、歯面をみがいて滑らかにして歯垢の再付着を防ぎます。

再生療法(リグロス)
歯周病が進行して歯を支える顎骨が減ってしまっている症例には、再生療法を行うことがあります。当院では、歯周組織再生剤であるリグロスを採用しており、顎骨などの歯周組織を再生させたい箇所に注入します。保険適用であることもリグロスのメリットの一つです。

歯周外科処置
中程度から重度の歯周病では、スケーリングやルートプレーニングだけでは治療効果が少ないことがあります。当院では歯周病治療において外科処置に対応しており、患部の歯ぐきを切開して歯根を露わにし、歯根深くにまで及ぶ感染部分の除去を行います。